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【閔妃暗殺事件とは?】韓国併合の布石となった歴史的事件をわかりやすく解説
閔妃暗殺事件(びんひあんさつじけん)とは、1895年10月8日、当時の朝鮮王妃であった閔妃(びんひ)=明成(ミョンソン)皇后が、日本の関係者によって暗殺された事件です。 この事件は、当時の朝鮮半島における日本の介入の象徴として、現在でも韓国で強... -
観応の擾乱とは?足利兄弟の対立が幕府を揺るがした大事件をわかりやすく解説
南北朝時代の一大事件といえば、「観応の擾乱(かんのうのじょうらん)」です。 教科書では応仁の乱ほど大きく取り上げられることは少ないかもしれませんが、実はこの事件、日本史上最大の“兄弟げんか”とも呼ばれるほどの激しい対立でした。 舞台は南北朝... -
封建制度とは?鎌倉幕府の支配構造をわかりやすく解説!
日本史の教科書を読んでいると、「封建制度(ほうけんせいど)」という言葉を目にすることが多いと思います。中世の武士社会を語るうえで欠かせないこの用語ですが、実はヨーロッパと日本ではその意味や構造に違いがあるのをご存じでしょうか? 今回は、日... -
【てつはうとは?】日本で初めて使われた火器兵器の正体
はじめに|「てつはう」って何?その音が戦場を変えた 「てつはう」とは、元寇(げんこう)の際に元軍が使用した、日本に初めて現れた火薬兵器です。当時の日本の武士たちにとっては、「火を噴く音のする玉」が爆ぜるという、それまでにない未知の武器でし... -
【元寇とは?】モンゴル襲来と日本の戦いをわかりやすく解説
「元寇(げんこう)」とは、13世紀にモンゴル帝国(元)が2度にわたり日本に侵攻してきた出来事です。教科書では「神風(かみかぜ)で助かった」とよく紹介されますが、実際には日本側の武士たちが命がけで戦い、大きな爪痕を残した戦いでした。 この記事... -
【北条時宗とは?】元寇と戦った若き執権の決断
はじめに|10代で国家の命運を握った男 「元寇(げんこう)」という、日本史上かつてない“外からの侵略”に立ち向かった人物、それが**北条時宗(ほうじょう ときむね)**です。彼はわずか18歳で鎌倉幕府の執権(しっけん)に就任し、モンゴル帝国の皇帝・... -
平等院鳳凰堂の見どころ|藤原頼通と平安仏教美術の世界
極楽浄土をこの世に──それが「平等院鳳凰堂」 京都・宇治にある世界遺産、平等院鳳凰堂(びょうどういん ほうおうどう)。その優美で幻想的な姿は、まるで空に羽ばたこうとする鳥のよう──そしてそれは、まさに仏教の理想世界「極楽浄土(ごくらくじょうど... -
【院政とは?】上皇が政治を動かした理由とその仕組み
天皇が政治をやめても、まだ政治をする?「院政」とはなにか 「院政(いんせい)」とは、天皇が退位したあとも「上皇(じょうこう)」として、裏から政治を動かす体制のことです。つまり、「天皇を辞めても、実はまだ実権を握っている」という、ちょっと不... -
【藤原道長とは?】「この世をば…」の歌に込めた栄華と野望
平安時代の“頂点”に立った男、藤原道長とは? 藤原道長(ふじわらのみちなが)とは、平安時代中期に摂政・関白として絶大な権力を握った藤原氏の代表的人物です。彼の時代は、まさに「摂関政治」の最盛期。天皇の外戚(がいせき)として、3人の娘を立て続... -
【平氏とは?】貴族から武士へ、そして政権を握った一族の実像
平氏ってどんな一族? 「平氏(へいし)」とは、平安時代末期に政治の中心に立ち、日本初の“武士による政権”を築いた一族です。中でも有名なのが、平清盛(たいらのきよもり)。貴族のように振る舞いながら、武力と外交力を駆使して頂点に立った彼の存在は...
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